サイトヘルスは『良好』になってるけど「おすすめ改善」にこんな表示が出てきたよ。
サイトヘルスを確認したら、『良好』ではあるもののステータスに「おすすめ改善」として推奨項目が表示されますよね。どうやって改善したら良いのか?原因は何か?を解説していきます。
「デフォルトテーマを利用可能にしましょう」と表示される原因
サイトヘルスにこんな表示されたことありませんか?
この表示が出る前に、WordPressは『停止中の不要なテーマは削除してください』と言ってきたので、私は何も考えずに現在使用しているCocoon(親子)のみを残して他は全部削除しました。その後に出てきたのがコレです。
調べてみると、どうやらWordPressのデフォルトテーマである『twenty twenty』は消してはいけないものだった!ということに気づきました。
『WordPressのデフォルトテーマは削除しないでください』ってちゃんと、記載してありましたね・・・
せっかちなもので。しっかり読まなきゃですね‥
デフォルトテーマとは、WordPressに同梱されている純正標準テーマのことをいいます。初めてWordPressをインストールすると同時にインストールされるテーマのことですね。「現在有効化されたテーマに問題がある場合にこのデフォルトテーマに切り替わります」 テーマに問題がある場合というのは、例えばテーマフォルダ内に index.php が無いなどです。
有料テーマを使う時
有料テーマを使用する時でも、WordPressのデフォルトテーマは削除しません。削除すると↑上記の『デフォルトテーマを利用可能にしましょう』とサイトヘルスに表示されるでしょう。
デフォルトテーマを削除してしまった場合
- 復元するか
- 再度インストールする
削除してしまったなら再度インストールすれば大丈夫です。バックアップのある方は復元でも良い。
インストール手順
「①外観」→「②テーマ」→「③twenty と検索する」
Twenty Twentyのテーマがたくさん出てきますので、その中から1つ選んでインストールします。(どれがいいかはこの後に少し説明します)
「インストール」をクリック
「インストール中」になります
インストールが終わったらこのような表示になります。『有効化』を押すと『有効化』されてしまうので、
触りません。
これで、もう一度サイトヘルスを確認してみると『デフォルトテーマを利用可能にしてください』は消えていますね。
WordPressのデフォルトテーマ:Twenty Twenty
この『twenty twenty』と検索すると、いくつも種類があってどれをインストールしたら良いのか迷いませんか?基本的には、サイトヘルスで表示されたものを残しておけば良いと思いますが、すでに削除してしまって自分の初期テーマがどれだったか忘れてしまった場合はどうしたら良いか?
どれを入れても間違いではないと思いますが、せっかくならちょっと『twenty twenty』について触れてから決めても良さそうですよね。
『WordPress デフォルトテーマ』と検索すると『 twenty twenty-one』とか『Two』とか出てきますよね。
デフォルトテーマは、ワードプレスの公式サイト(wordpress.org)が毎年作っているテーマで、WordPressをインストールした時にデフォルトで入っているテーマは、「twenty twenty-three」や「twenty twenty-two」のように、開発された年の年号を表す数字が名前になっているテーマです。
- 2020年リリース/Twenty Twenty
- 2021年リリース/Twenty Twenty-One
- 2022年リリース/Twenty Twenty-Two(WordPress5.9に搭載)
- 2023年リリース/Twenty Twenty-Three(WordPress6.1に搭載)
- 2024年リリース/Twenty Twenty-Four(WordPress 6.4に搭載)
2022年リリースの『Twenty Twenty-Two』以降から、「サイドエディター」と呼ばれる機能が搭載されているブロックテーマに変わりました。
現在はブロックエディタ対応のテーマが主流なので、不具合時の仮テーマだとしても2022年以降に作られた『Twenty Twenty』をインストールした方が良いのかなと個人的に思います。
もちろん普段から『Twenty Twenty』を使用したいという方なら、機能も年々バージョンアップされているので機能別に選んだら良いと思います。
不要なテーマは削除した方がいい
デフォルトテーマは残さないといけないけれど、使っていない不要なテーマは全て削除した方が良いに越したことはない。使ってないテーマを放置すると…
- セキュリティの安全面向上
- サーバー容量を減らす
- 更新チェックの時短
セキュリティの安全向上
テーマもプラグインも有効化になっていなくても更新が必要になります。
無効化にしているから放置しても大丈夫…と放置していると、WordPressテーマのセキュリティに脆弱性が発見された場合、そこから情報漏洩や乗っ取りされる可能性が出てくるので、セキュリティにおいても不要なものは削除しておく方が良いでしょう。
サーバー容量を減らす
サーバーの容量を削減できます。
プラグインもそうですが、1つのフォルダでも結構容量を圧迫しまうので、何個もテーマを持っていると無駄にサーバーの容量を使ってしまいます。
基本的に使わないものは削除することが、フォルダを管理する上でもシンプルで効果的です。
また、冒頭でお話ししたように、使っていない不要なテーマを保持していると『サイトヘルス』に『停止中の不要なテーマは削除してください』と表示されるでしょう。
更新チェックの時短
セキュリティでも述べたように、有効化の有無に関わらず常にアップデートが必要です。
しかも使っていないテーマに対して毎回アップデートを行う手間を時短できますし。アップデートの際には不具合が出ることもままありますが、使用もしていないテーマの不具合に時間を取られるのは勿体無いですよね。
繰り返しになりますが、不要なテーマは削除が基本です。
まとめ
サイトヘルスに表示される内容で『停止中の不要なテーマは削除してください』と表示されても、WordPressのデフォルトテーマである『Twenty Twenty』は削除しない。削除してしまったら、再インストールすることで解決する。
使っていないテーマやプラグインを放置、保持しておくと・・・
- セキュリティの脆弱性を高める可能性がある
- データ容量を無駄に使用してしまう
- 有効化の有無に限らず常に更新が必要になる
不要なテーマやプラグインは、原則削除することが大事!という内容でした。
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